元社長だから書けるモータ制御あれこれ

モータ制御に関するTIPSをご紹介していきます。

モータの負荷試験機その2

 前回ご紹介した負荷試験装置ですが、良い事ばかりではありません。
負荷を全て抵抗の発熱に変えますので、抵抗のサイズも発熱も大きくなります。
例えば出力400Wのモータの試験をしようとすれば、試験装置は400Wのヒーターになります。
 この改善策として、発電された電力を電源に回生する方法があります。
これについては図1のような方式が考えられます。

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            図1 DCライン電源回生方式
 
発電された電力を全て試験ドライバの出力に回生することで、抵抗で発熱させていた分の電力は試験モータ用の電力として再利用することが可能になります。
 
また、電源の仕様によってはこのような接続が不可能な場合があります。
そのような場合は図2のような回路にて電源に回生する手段もあります。

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いずれにしても、回生タイプについては机上案であり、私自身の実績はありません。
今後トライすべく計画中です。